ROSSO ゆかた展 2026
今季テーマは「mellow out」
ROSSOの代名詞とも言える古典柄浴衣。
今シーズンは大正~昭和初期の文化や流行を取り入れた柄や、西洋画から着想を得た柄などこれまでとはまた一味違ったコレクションに仕上がりました。
華やかな中にも大人のメロウなムードが感じられる、ROSSOならではのピースたちをぜひご覧ください。


西洋画の影響を受けた、
デッサンのようなラフな描き方や色の重ね方で、草花の躍動感を表現しています。
白の地色に、くっきりとしたブルーの花を載せ、清涼感あふれる印象に仕上げました。
手描き風の柄に合わせ、下書きのようにうっすらとグレーのラインを入れた、まるでアート作品のような浴衣です。
夜のお出かけにもぱっと明るく映え、特別な日に着たくなる逸品。


桔梗はその美しい佇まいから、高貴の印として古くから着物に使用されてきました。
桔梗の花が繋がり、地を疋田柄で埋め尽くした、凛とした雰囲気を感じさせる柄です。
地の疋田柄は今ではほとんど制作されなくなった、「濡れしごき」という京友禅染技法で染め上げた逸品です。
「清楚」や「誠実」といった花言葉を持つ白の桔梗に、ピンクを差してほんの少しの遊び心を付け加えました。
地色の疋田柄は、顔映りが明るく見える鮮やかな青を選定。
花柄でありながらもスマートな大人の印象で着こなせる、末永く愛用できる浴衣です。


麻は成長が早くまっすぐに伸び、丈夫なことから、縁起の良い意味を持つ柄として古くから着物に使われてきました。
正三角形の麻柄を縦に伸ばして、着姿をスラリと見せる柄になっています。
全体に走っている、スマートな麻のラインを活かし、地色は知的な紺色に。
柄の色は清らかな印象を与える、すっきりとした水色を入れることで、落ち着いた大人の浴衣に仕上がっています。
昼夜問わず着られるシンプルさが魅力の柄です。


夏の着物に秋の草花柄を使用する習慣は、季節を先取りして幸せを呼び込む、という意味があり、
特に萩は万葉集でも詠まれた、秋を代表する樹木です。
大正期の図案を復刻したレトロモダンなデザインが特徴です。
萩の丸くてかわいらしい葉は、ホワイトで柔らかい印象に。花部分は本来の鮮やかなピンクで表現し、女性らしい差し色をちりばめました。
地色はやや赤みを感じるグレーにすることで、フェミニンながらもシックな浴衣に仕上がりました。
外の柔らかな日差しに優しく馴染んでくれる柄です。


近江ちぢみの最大の特徴は、生地表面の細やかな凹凸(通称「シボ」)。
このシボが肌との接地面を減らすことで、汗ばむ季節も肌に張り付かず、涼やかに過ごせます。
見た目にも清涼感あふれる独特の風合いを持った、夏の装いにふさわしい最高級の浴衣です。


近江ちぢみ特有の「シボ」がもたらす清涼感はそのままに、洗練されたシャープさを引き立てるモダンな一枚。
帯や小物の合わせ方次第で、都会的な夏のスタイルを自在にお楽しみいただけます。

























