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骨格ウェーブに似合うパンツコーデ10選! 〜スタイリングのコツを徹底解説!〜

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骨格ウェーブタイプの女性向けパンツコーデ

ファッションをより楽しむために「骨格診断」による骨格タイプを考慮してコーディネートやアイテム選びをするというのは、よく知られた方法のひとつです。そこで今回は「パンツが苦手」と言われることの多い骨格ウェーブさん向けに、パンツスタイルにトライしたくなる情報をお届け!骨格ウェーブさんに似合うパンツはあるのか、どんなシルエット、素材のものを選んで、どう着こなせばいいのか、おすすめのコーデ例とスタイリングのコツを詳しくご紹介します。

監修者 二神弓子の写真

二神 弓子(ふたかみ ゆみこ)

株式会社アイシービー代表取締役社長。パーソナルカラー実務検定協会代表理事。骨格診断アナリスト協会代表理事。
イメージコンサルタントとして多くのビジネスパーソンの印象改革を手がけるとともに、アパレルや化粧品会社の商品開発や販促の監修、社員研修やコンサルティング事業、スクール経営も行う。著書に「骨格診断×パーソナルカラー本当に似合う服に出会える魔法のルール」「新しいパーソナルカラーの教科書」(ともに西東社)などがある。

骨格診断「ウェーブタイプ」の特徴は? 骨格ウェーブタイプに似合うパンツの形、素材は? 骨格ウェーブタイプに似合わないパンツの種類とその解決法 骨格ウェーブタイプにおすすめのパンツコーデ10選 最後に

骨格診断「ウェーブタイプ」の特徴は?

ファッション系の雑誌やWebメディアなどでもよく目にする「骨格診断」。体型をきれいに見せてくれるアイテムや素材を知る方法として考案され、診断結果は、生まれ持った身体の質感やラインの特徴から「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3つの骨格タイプに分けられます。どのタイプもそれぞれ特徴が異なるので、当然、似合うファッションも異なりますが、ここでは「ウェーブ」タイプをピックアップして、その骨格の特徴と得意とするアイテム、素材について説明したいと思います。

◆骨格ウェーブは「華奢なカーヴィーボディ」が特徴

骨格ウェーブさんの身体は、横幅はあるものの、側面から見ると厚みがなく華奢。そして、ウエストから腰、背中からヒップなど、曲線的なボディラインを描くところが特徴です。また、バストトップやウエスト、ヒップの位置が低めのため、身体の重心位置が低く見える傾向にあります。肌は筋肉質ではなく、やわらかくフワッとした質感を感じさせるタイプです。

骨格ウェーブタイプの体つきの特徴イラスト

◆「足し算スタイル」のファッションがマスト

骨格ウェーブタイプに似合うファッションは「華やか」「ソフト」がキーワード。身体が薄く華奢な骨格ウェーブさんは、特に上半身をシンプルなファッションにすると寂しい印象になりかねません。そのため、装飾のあるアイテムやアクセサリーを身につけるなどして、華やかさをプラスするファッションを心がけましょう。ただし、ハードなデザインのものはミスマッチ。骨格ウェーブさんの曲線的でやわらかな特徴にあった、ソフトな雰囲気のものを選んでみてください。また、下重心が強調されるとスタイルが悪く見えがちなので、下半身は「軽やか」「コンパクト」を意識してスタイリングするのがポイントです。

◆「薄手でやわらかい」素材がおすすめ

骨格ウェーブタイプはやわらかな質感を持っているため、身につけるものも、その特徴に準じる素材の方が似合います。薄手で透け感のあるシフォン素材、なめらかで光沢のあるサテン素材、やわらかなフィット感のストレッチ素材、ふわふわと軽やかなモヘア素材などは、よく似合う素材の代表例です。逆に、ザラザラ、ゴワゴワした質感や、硬くハリのある素材はミスマッチなので避けた方が無難です。

骨格診断 × パーソナルカラー診断
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骨格ウェーブタイプに似合うパンツの形、素材は?

パンツスタイルが似合わない、苦手と言われることの多い骨格ウェーブさんですが、それは身体の重心が低い「下重心」であることが影響しています。ウエストやヒップの位置が低めなこともあり、選ぶパンツの形や素材によってはそのウィークポイントが強調され、スタイルが悪く見えてしまうのです。ですが、ウィークポイントを上手くカバーし、ストロングポイントを十分に活かせば、骨格ウェーブさんでも素敵な着こなしが可能!きっとワードローブにズボンを加えてみたくなるのではないでしょうか。

◆おすすめするパンツの種類と特徴はコレ!

骨格ウェーブさんにおすすめなのは、ストレートラインや細身シルエットのパンツです。こういったタイプのデザインを選ぶと、下半身にボリュームが出ずスッキリと見え、ウィークポイントである下重心が目立つのを避けられます。なお、幅広シルエットのセミワイドパンツやワイドパンツなどでも「ハイウエスト」「タック入り」「ソフトな生地感」の条件を満たすものを選べばウィークポイントが目立たず、きれいに履きこなせます。また、骨格ウェーブさんは膝下に肉がつきやすい反面、太ももは細めなので、丈の短いパンツを履くなら膝丈のハープパンツではなく、太ももまで見えるショートパンツがおすすめです。

◆骨格ウェーブさんに似合うパンツ01:フレアパンツ

骨格ウェーブさんのレッグラインは、太ももは細めで、膝下はそれほど細くないのが特徴。そのため、腰から膝まではフィット感があり、膝下から裾にかけて広がるフレアパンツは、骨格ウェーブさんの細い部分だけを強調してくれる好都合なパンツ!また、フルレングスのフレアパンツは脚長に見せる視覚効果もあり、下重心の体型をカバーしてくれます。

フレアパンツを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例01

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フレアパンツを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例02

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◆骨格ウェーブさんに似合うパンツ02:ワイドパンツ

幅広のシルエットでダボッとボリュームが出がちなワイドパンツは、下重心の骨格ウェーブタイプには似合わない…と思われがちかもしれません。ですが、腰の位置を高く見せるハイウエストで、腰まわり〜お尻にかけてのラインを目立たせないタック入りのタイプ、骨格ウェーブさんの持つやわらかな質感の素材を選べば、むしろ似合います。

ワイドパンツを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例01

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ワイドパンツを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例02

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ワイドパンツを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例03

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◆骨格ウェーブさんに似合うパンツ03:テーパードパンツ

選び方のポイントを押さえれば、テーパードパンツも骨格ウェーブさんに似合います。シルエットは、横幅にボリュームが出過ぎないよう、腰から太ももにかけてサイドの膨らみが少ない、スッキリしたものを選ぶのが◎ ウエストのタックが深いものや、数が多いものはボリュームが出過ぎるので避けた方が無難です。また、生地もコットンのような伸縮性の低いものではなく、ストレッチ素材がおすすめです。

テーパードパンツを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例01

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テーパードパンツを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例02

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テーパードパンツを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例03

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◆骨格ウェーブさんに似合うパンツ04:スラックス

ストンとしたストレートラインが似合う骨格ウェーブさんにとっては、スラックスも似合うパンツのひとつです。ただしこの場合も、ハイウエストを選ぶのは必須。重心を高く見せ、ウィークポイントの下重心をカバーしましょう。なお、硬くハリのある素材を選ぶと重心の低さが目立ちやすいので、やわらかな風合いのウール素材や、なめらかで落ち感のあるレーヨン素材などがおすすめです。

スラックスを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例01

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スラックスを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例02

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骨格ウェーブタイプに似合わないパンツの種類とその解決法

骨格ウェーブさんに似合わないのは、体型のウィークポイントが強調され、スタイルを悪く見せてしまうパンツです。そういったパンツをあえて選ぶことはおすすめしませんが、買った後で似合わない種類だと気づいた...。形は似合わないけど色や柄が気に入ってる!!というケースもあるでしょう。そこでここでは、似合いづらいパンツの種類、後悔しないための選び方、コーデ方法について解説します。

◆骨格ウェーブさんが避けた方が良いパンツの特徴

骨格ウェーブさんが避けるべきNGパンツの代表例としては、股上が浅いローライズタイプのパンツや、腰まわり〜太ももがピタッとして脚の付け根がはっきり際立つパンツが挙げられます。これらは、もともと重心が低めの骨格ウェーブさんの体型をさらに下重心に見せることになるため、スタイルアップが全く期待できず、きれいに履きこなすのは至難の業。また、硬い素材も重心が下がって見えがちなため、コットン100%で織り上げたオンス数の高いデニム生地のパンツなど、伸縮性のない厚手素材のパンツも似合わない種類のひとつです。

◆似合わないパンツの解決策01:カーゴパンツはポケット位置と素材で選ぼう!

ポケットが低めの位置にあり、しっかりした厚手の生地が使われることの多いカーゴパンツ。下重心の骨格ウェーブさんにとってはNG要素満載のパンツですが、最近はデザイン、素材のバリエーションが増えています。カーゴパンツを選ぶ際は、ポケットがないものや、あっても膨らみが少なくボリュームが出にくいもの、薄手でやわらかい生地のものを選ぶとよいでしょう。

カーゴパンツを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例01

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カーゴパンツを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例02

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◆似合わないパンツの解決策02:デニムパンツはやわらかい薄手生地を選ぼう!

カーゴパンツと同様に、分厚く織られた硬めの生地が使われるデニムパンツ。骨格ウェーブさんの場合、そういったオーソドックスなタイプのデニムパンツは避けた方が良いですが、生地にやわらかな素材を用いた薄手のものなら大丈夫。身体に沿うようなストレッチ性の高いタイプを選ぶとスタイル良く見えます。

デニムパンツを着用した骨格ウェーブタイプの女性:例01

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骨格ウェーブタイプにおすすめのパンツコーデ10選

ここからは、骨格ウェーブさんにおすすめしたいパンツコーデの具体例をご紹介します!得意なパンツは魅力がより引き出されるよう、苦手なパンツは上手くウィークポイントがカバーできるよう、コーデのコツも合わせて紹介するので参考にしてください。

おすすめパンツコーデtype01:ワイドパンツ × タイトニット

ハイウエスト、タック入り、やわらか素材の3つの条件を満たす、骨格ウェーブさん向けのワイドパンツに合わせたいのは、身体にフィットするタイトめのニット。骨格ウェーブさんの華奢な上半身が強調され、ワイドパンツのボリュームが目立つことなく、バランスの良い着こなしになります。

ワイドパンツにタイトなリブハイネックセーターをコーディネート

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ワイドパンツにタイトなポロニットカーデをコーディネート

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おすすめパンツコーデtype02:ワイドパンツ × 短丈カーデ

短丈のコンパクトカーディガンとハイウエストのワイドパンツも好相性。カーディガンの丈が短い分、パンツのハイウエストがよく見えるので、骨格ウェーブさんのウィークポイントである下重心が上手にカバーでき、スタイルアップして見えます。

ワイドパンツに短め丈のフリンジカーデをコーディネート

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ワイドパンツにショート丈のシャツカラーカーデをコーディネート

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おすすめパンツコーデtype03:フレアパンツ × ラップスカート

フレアパンツは骨格ウェーブさんと相性の良いパンツですが、腰まわり〜太ももがピタッとし過ぎて脚の付け根が際立つと、下重心が強調されるのでNG。そんなときはラップスカートとのレイヤードスタイルがおすすめ。気になる部分の体型カバーと同時に、存在感のある最旬コーデが完成します。

フレアパンツにレイヤードラップスカートをコーディネート

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おすすめパンツコーデtype04:フレアパンツ × オーバーチェックシャツ

骨格ウェーブさんの細い太ももが活かせるフレアパンツには、ゆったりめのオーバーシャツも好相性。脚の付け根の位置が隠れるおかげで下重心がカバーでき、太ももの細さも相まって脚長の視覚効果が期待できます。パンツのシルエットがきれいだと、チェック柄シャツでもカジュアルになり過ぎません。

フレアパンツにゆったりめのオーバーシャツをコーディネート

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おすすめパンツコーデtype05:カーゴパンツ × コンパクトトップス

下重心を強調しやすいボリュームのあるカーゴパンツは骨格ウェーブさんが苦手とするパンツですが、トップスをコンパクトにまとめることでバランスがアップ。短丈のデザインを選ぶ、裾をウエストインするなどして、パンツのウエスト部分が見えるように着るのがおすすめです。

カーゴパンツにニットの裾をインしてコーディネート

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カーゴパンツにコンパクトなデザインのダウンベストをコーディネート

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おすすめパンツコーデtype06:テーパードパンツ × ケーブルニット

裾に向かって細くなるテーパードパンツの場合、合わせるトップスは立体感のあるケーブル編みのニットがおすすめ。ニットのボリュームによって骨格ウェーブさんの華奢な体型がカバーされるので、寂しい印象にならずメリハリのあるコーデに仕上がります。

テーパードパンツにボリュームのあるケーブルニットをコーディネート

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おすすめパンツコーデtype07:テーパードパンツ × ドルマンニット

テーパードパンツにニットを合わせるなら、腕まわりにボリュームのあるドルマンニットもおすすめ。テーパードパンツのスッキリしたラインが引き立ち、コーデにメリハリが生まれます。脚の付け根が隠れる丈感を意識すると、スタイルアップ効果も。

テーパードパンツに腕まわりにボリュームのあるドルマンニットをコーディネート

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おすすめパンツコーデtype08:スラックス × 華やかブラウス

ストレートラインのスラックスは、骨格ウェーブさんが得意なパンツ。きれいめのシャツと合わせてクールに装いたいところですが、シンプル過ぎるコーデはNG。華奢な体型が目立って貧相なイメージになるので、レースやフリルなど華やかな装飾のあるブラウスがおすすめです。この時、裾をインしてウエスト位置を高く見せるのが◎

スラックスに華やかな印象のレースブラウスをコーディネート

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スラックスに立体的なフリルのブラウスをコーディネート

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おすすめパンツコーデtype09:デニムパンツ × クルーネック

骨格ウェーブさんがデニムパンツを履く際は、やわらかでストレッチ性のあるものがマスト。ですが、それでも下半身のボリュームが気になる場合は、華奢な鎖骨がチラ見えするようなクルーネックのトップスを合わせると、全体のバランスが取りやすくなります。

デニムパンツにクルーネックのトップスをコーディネート

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おすすめパンツコーデtype10:パンツ × パンプス

下重心の骨格ウェーブさんの場合、パンツに合わせるシューズもコーデの重要な要素。なぜなら、ボリュームのあるローファーやブーツだと下重心が強調されてしまうからです。重心を上げるためには、ヒールのあるシンプルなパンプスと合わせるのがおすすめです。

デニムパンツにパンプスをコーディネート

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スラックスにパンプスをコーディネート

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最後に

パンツコーデに苦手意識を持っている骨格ウェーブさんは多いと思いますが、選ぶパンツの種類や、コーデの仕方に注意し、ウィークポイントである「下重心」を上手くカバーできれば、もっと楽しく、もっと素敵にパンツスタイルが楽しめるはずです。

アーバンリサーチではオンラインストア内に、全国のショップスタッフが実際に商品を着用してスタイリング例とそのコツをご紹介する「スタッフスタイリング」のコンテンツがあり、骨格タイプに応じたご提案もしています。パンツだけでなく、スカートやワンピースなどアイテムごとの絞り込みもできますので、ぜひ日々のコーデやアイテム選びに活用してみてください!

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