Made in YOKOHAMA “横濱帆布鞄”の魅力に迫る”

WORK NOT WORK

横浜市中区にある「万国橋」。
その橋の下を流れる運河の優しい水の音が聞こえるほど、万国橋すぐ近くに店舗と自社工房を構えているのが「横濱帆布鞄」です。
WORK NOT WORKがブランドをスタートして以来、横濱帆布鞄とWORK NOT WORKは、幾度もコラボレーションをして、プロダクトを世に送り出してきました。
WORK NOT WORKが、ここまでコラボレーション続けてきたのは、横濱帆布鞄の一針にも妥協しない物作りへの真摯な姿勢と、横浜という地の歴史や文化を感じることができる製品背景に、強く共感したからです。
この場では、私たちWORK NOT WORKを惹きつけた「横濱帆布鞄」の魅力を紹介していきたいと思います。

横浜に関係するもので物作りを

この日、私たちを迎えてくれたのはこの方。
生まれは静岡県の磐田出身という代表取締役の鈴木氏。
前職で東京でデザインに携わるなど、もともと物作りに関わる仕事をしていた鈴木氏が、50歳のときに独立し、試行錯誤を繰り返し一年後の2011年に「横濱帆布鞄」をスタートしました。
当時のことを振り返り、「50歳ならまだ自分で事業を始めても遅くない、やるなら今しかない」と思い立ち、すぐに行動を始めたそうです。

横浜という地に関係のある素材を使って横浜で物作りを行おうと考えた鈴木氏が、横浜について調べていたときに、「株式会社森野帆布船具工業所」に出会いました。
森野帆布船具工業所は、戦前は旧帝国海軍の軍需指定工場として、戦後は海上自衛隊関連の船舶のメンテナンスや船具の製作を行っている業界No.1の技術工業所。
鈴木氏は、海上自衛隊の船舶にも使用されている森野帆布船具工業所オリジナルのビニロン製帆布4号(3号規格にスペックアップされたもの)に目をつけ、「この生地を使ってバッグをつくりたい」と社長に交渉。素材の丈夫さゆえ、試行錯誤の末、バッグの製造に成功しました。
こうして横濱帆布鞄の定番であるビニロン素材のバッグが完成しました。

また、横濱帆布鞄に使用する素材として、岡山の「株式会社タケヤリ」の生地も語る必要があるでしょう。
大正時代、横浜の地から世界に日本製の綿帆布を輸出していた商社が主に扱っていた帆布が、株式会社タケヤリの前身である武鑓織布工場の生地でした。
横浜という地に縁が深く、世界に誇れる日本の生地だからこそ、横濱帆布鞄はバッグの素材に使っているのです。

横浜に関係する素材を使って、
横浜の地で縫製する

横濱帆布鞄のバッグはすべて、店舗のすぐ横にある自社工房にて生産されています。
ミシンを踏むダダダダダッという軽快な音が響く工房では、職人たちが丁寧にバッグを縫製しています。

これは先日販売を開始したWORK NOT WORKと横濱帆布鞄の新しいコラボレーションバッグが縫製される前。
1つのバッグを作るためにこれだけ多くのパーツを使用します。
様々な機械を使いながらいくつかの工程を経てバッグの形になるのです。
職人の方は言います。
「レザーのパーツを縫製をするときが一番気を遣います。一度縫うと縫い直しができないので。」

横浜に関係のある素材を使って、横浜の地で縫製する。
横浜メイドのバッグは工房の職人たちの手によって支えられています。

コラボレーションバッグに
新作が登場

新しくリリースしたWORK NOT WORKと横濱帆布鞄のコラボレーションバッグ「ONE DAY TOTE BAG」は、株式会社タケヤリのポリエステル100%の帆布生地を、レザー部分には栃木皮革の天然鞣しの牛革を使用しています。
縫製はもちろん、横濱帆布鞄の自社工房の職人によって行われています。
このバッグの特徴は、「外まとめ」で縫っていること。
通常、バッグの内側にきているツノが外側にありますよね?
デザイン性はもちろんですが、内側にツノをなくすことで凹凸がなくなり使いやすくしています。
また、レザーのハンドル部分は「裏合わせ」になっていますが、これは肩掛けでもつ際に肩になじみやすくするため。
一見シンプルな面持ちですが、使い手のことを考え抜いた細かなデザインはWORK NOT WORKと横濱帆布鞄のコラボレーションならではです。