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あれは小4の雪❄️が降りしきる日だった。
うちの小学校はめったに雪が積もらないので積もったら授業辞めて雪遊びができるようになっていた。

もう授業はなくなるわ、雪遊びできるわで小学生のパックはウキウキだった✨
案の定男子は雪合戦☃️になる。

最初はそれは楽しかったさ！みんなでワイワイ！ただ、やっぱりクソガキだからパックマンが不意になげた一球がノーコンと言うか、ある意味ストライクと言うか。普段からちょいと気難しいぽっちゃり男子の顔に当たってしまったのだ😱こっちだってくらってるけど。

怒った彼はもちろん顔を真っ赤にして追いかけてくる。ヤバいと思ったパックマンはすかさず逃げる。校庭中を走り回ったパックマンは段々疲れてきて周りが止めに入った事もあり、足を止めて応戦した。

圧倒的にガタイが良く相手が優勢なんだが、パックマンには根拠のない自信があった！
我が友に（ゆの）という男がいたのだが、彼がまぁ、中2病ならぬ小4病だったのだ、以前遊んでいる時にゆの『おれすげー技編み出したんだぜ🤩』と言い、その時初めて見せられたのが（スーパートルネードサンダーパンチ）である❗️

そう！ただスーパートルネードサンダーパンチ👊と叫んでパンチをするのだが、当時のパックマンには思いつかないネーミングセンスでめちゃくちゃカッコよかったのだ🤯←アホ。

話を戻そう。そう！おれにはまだスーパートルネードサンダーパンチがある😃これで倒せる‼️怒った彼と止めに入った数名に揉みくちゃにされながらパックマンは叫んだ‼︎『スーパートルネードサンダーパ〜ンチ』👊

彼にヒットした！よっしゃ✨これで勝っ………アレ？全然効いてねぇー😱💦
バカな…修行が足りなかったのか、、気持ちが足りなかったのか、、
初めてゆののスーパートルネードサンダーパンチを見て以後暇があれば鏡と向き合って練習したのに😑

もう揉みくちゃのハァハァゼェゼェ💦言いながらスーパーじゃ効かないと思ったパックマンが無我夢中でとっさに出た言葉がこれだった『ハイパートルネードサンダーパ〜ンチ👊』

そうして繰り出したヘナヘナパンチは軽く彼に当たり、先生が止めに入ってチャイムと共に終わった。。
ゆのが僕に近づいてきて『よくやったな！めっちゃサンダーパンチ効いてたぞ✨』
いやいやいやいや💦先生止めてくれなかったらやられてたやん🙄と心の中で思うパックマン。。

あれ以降パックマンがあの技を繰り出す事はなかった。
ゆの、、短い夢をありがとう…。